「会員外の蔵見学会」を「京都府」で実施しました(Ⅰ)!

 SRNでは、事業活動の一環として「会員外の蔵見学」を実施しておりますが、今年の訪問場所は 亀岡市と日本海側の宮津市、いずれも「京都府」です。

 

 訪問先は、

丹山酒造(亀岡市)~ 飯尾醸造宮津市)~ ハクレイ酒造(宮津市)

 

ただ、丹山酒造 は、SRNの会員蔵であり、また飯尾醸造 は、酒蔵でなく食酢の蔵です。

丹山については、見学会の集合場所が京都駅なので、ここから日本海方面へ移動する道筋にあたるこの蔵を訪問することにしました。それにこの蔵は、近年、マスコミでよく取り上げられているので注目しておりました。

京都駅八条口

 

 参加メンバーは、島根地震などでキャンセルが数名ありましたので13名。ここから訪問先へは貸し切りバスで移動します。

 

 40分で丹山酒造に到着。亀岡駅から徒歩10分程度、観光バスが2台入れる駐車場もありますので蔵を訪れる観光客も多いようです。

 

* 出迎えて下さったのは、女性社長・長谷川 渚 さん母上・由利恵さんと 姉上・万里子さん。 ただ、さんは、横浜高島屋での催事のため生憎お留守でした。

 

(左から)武重有正・武重本家酒造社長、鈴木整・一ノ蔵社長、長谷川由利恵さん

 

 早速、蔵見学。まだ昔ながらの設備も使用しておられますが、新鋭設備への投資も着実に進めておられるようです。

 

麹室 

 

* 酒造りは春先で終了していますが、目立ったのは今人気上昇中の甘酒の増産です。

 

 このゲストルームで 由利恵さん からビデオによるプレゼンをして頂きました・・・・

 

 

* 20年前のさんが登場するビデオを拝見しました。20歳そこそこの若さで家業と酒造りを継ぐ決意を語っておられます。

 

 

 

 売店には、日本酒だけでなく、梅酒のほか甘酒、酒飴などの自社開発商品が色々ありました。

 

 

 

 由利恵さん万里子さんも加わって記念撮影

 

 バスは、京都外環自動車道をひた走ります。 沿道は緑あふれる丘陵地帯・・・・

 

 途中のサービスエリアで、丹山酒造の甘酒 販売デスクを見かけました。

 

  ・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・

 

 丹山酒造からバスに揺られること約2時間、日本三景の一つ、天橋立で知られる宮津に到着。 観光をすることなく、ユニークな食酢メーカー、飯尾醸造 を訪問しました。

 

* 出迎えてくださったのは、社長・飯尾 彰浩さんと会長・飯尾 さん(=写真下)。

   

 

  

 先ずは工場見学から・・・・。 建物は伝統的な日本家屋ですが、設備は近代化されています。

 

  紅芋酢の充填装置

 

 大手など多くのメーカーは、醸造アルコールに酢酸菌を入れて短時間に食酢を造っていますが、飯尾醸造は、米作りから始まって国内でも数少ない昔ながらの製法「静置発酵」(=写真下)により時間をかけて食酢を製造している良心的なメーカーです。

 

* 見学中、陽が出ているのに雨が降ってきましたので慌てましたが、お天気雨でした。

 

 飯尾社長 からのプレゼンテーションを拝聴・・・・

印象的でしたのは、無農薬米の栽培から始まって手間のかかる伝統的な製法による酢造りと取り組むこの蔵の真摯な姿勢です。

 

* 不便な高地の棚田での無農薬米の栽培について、毅 会長は次のように述べておられます。

 

14年からは、高齢化により米作りができなくなった契約農家から棚田を借り受け、蔵人が米作りもはじめました。 借り受けたのは、機械が入らない曲がりくねった棚田です。収穫量からすれば、その分が無くなってもお酢の製造に大打撃という量ではありませんでした。耕作面積がどんどん少なくなってきている棚田の景観を守るためにと始めたことでしたが、それからもう15年余が経ちました。」

 

 

 

 

* また、飯尾社長 は、少子高齢化が進行している宮津・丹波地方の現状に危機感を抱いておられ、酢造りだけでなく上の資料にあるように「多様な肩書」をもっておられ、多方面での活動を通じて地域貢献活動にも取り組んでおられます。

 

 「2025年までに丹波をスペインのサンセバスチャンのような『美食の街』にしたい」というのが同社長の目標だそうです。

            

                 (次回に続く)

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2018-04-16(Mon)
 

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低アルコール酒(日本酒系ソフト酒)をはじめ、日本酒に関するさまざまな情報、蔵元の情報を発信します。

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